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胎盤と臍帯血を用いた新規再生治療法の開発に関する研究

背景

ヒト胎盤は、胎児と母体由来の組織からなり,胎生期に胚ないし胎児に酸素や栄養物質を供給し、炭酸ガスや老廃物の排泄を行う機能を果たす器官とされています。

また、各種ホルモンを分泌し、内分泌腺として機能しています。臍帯血は、胎児と胎盤をつないでいる臍帯内の血液であり、臍帯血には造血幹細胞が含まれるため、世界中に臍帯血バンクが設立され、白血病などの疾患を治療ために臍帯血移植が行われています。今日までの研究では、胎盤と臍帯血において骨、軟骨、脂肪などの細胞への多分化能をもつ、間葉系細胞の分離・培養をすることが可能になりました(1-2)。さらに、胎盤由来細胞は血管形成因子を大量に分泌し、マウス後肢虚血モデルに移植を行った結果、血流を改善することが確認されました。このことから、胎盤由来細胞には血管新生を促進する効果があることが示唆されました(3)。以上から、我々の研究グループは、胎盤及び臍帯血含有成分および多分化能細胞を用いた新規再生医療技術を開発し、実用化することを目的とした、基礎・応用研究を行っています。さらに、細胞調製、保存、品質管理方法など再生医療の実用化に関する一貫した技術を、東京大学医科学研究所研附属病院内の施設を用いて確立し、医科学研究所附属病院を通じて一般患者に提供可能な医療として確立することを、最終的な目的としています。

課題

ヒト胎盤は、胎児と母体由来の組織からなり,胎生期に胚ないし胎児に酸素や栄養物質を供給し、炭酸ガスや老廃物の排泄を行う機能を果たす器官とされています。

  • 1.胎盤細胞から分泌する成長因子の活用
    1. 胎盤細胞の融解液
    2. 胎盤細胞培養上澄み
      応用例:創傷治癒(床擦れ、難治性潰瘍、骨折)、肌の美容
  • 2. 臍帯血より多くの幹細胞の活用
    1. 再生医療に活用: 骨、軟骨、皮膚、心筋などに分化、再生医療に応用
    2. 幹細胞バンク: 研究者向け、医療用

研究の流れ

  1. 胎盤由来細胞の培養法および有効成分の抽出法の効率化検討
  2. 臍帯血由来多分能細胞の分離、培養及び骨と軟骨への分化技術検討
  3. 上記技術の安全性および有効性に関する基礎研究
  4. 上記研究の実用化のためのプルトコール作製

参考文献

  1. Concise review:isolation and characterization of cell fromhuman term placenta:outcome of the first international workshop on placenta derived stem cells Parolini O. et al., stem cells 26(2):300-11 2008
  2. isolation and characterization os mesenchymal stem cell from human umbilical cord blood:reevaluation of critical factors for successful isolation and high ability to proliferation and differentiation to chondrocytes as compared to mesenchymal stem cells from bone marrow and adipose tissue Zhang X. et al., J Cell Biochen 112(4):1206-18 2011
  3. A potential pro-angiogenic cell therapy with human placenta-derived mesenchymal cells Nishishita T. et al., BBRG 325:24-31 2004
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